百田尚樹「普天間飛行場、もとは田んぼ」は誤りと沖縄メディアが報道！だが百田氏は沖縄メディアを批判し続ける

百田尚樹氏の普天間に対する誤った認識を沖縄タイムスが2015年6月27日の紙面でただしている。だが、百田氏は誤りを訂正せずに連日沖縄メディア批判を繰り返しており、沖縄現地メディアはトップで扱っている。

百田氏の発言には保守の宜野湾市長からも強い批判が出ている。参院選にむけて島尻安伊子氏が自民党本部に公認要請をしている段階。選挙情勢に影響が出る可能性がある。

スポンサードリンク

沖縄タイムス2015年6月27日

情勢分析

百田尚樹氏を招いた自民党勉強会「文化芸術懇話会」だが、百田尚樹氏の誤った認識を広める場となったようだ。沖縄現地メディアは百田尚樹氏の発言を強く批判している。保守政治家である宜野湾市長の佐喜真氏はまっさきに強く抗議したことが報じられている。

本日発表された日本経済新聞の世論調査では、自民党の支持率は「−５」となっている。自民党勉強会内の常軌を逸した発言が報じられたことが原因となっている可能性がある。

自民党内では、関係者の更迭に不満を持つ議員もいるという。自民党執行部は内部はもめ、野党からは追及される立場となる可能性がある。

沖縄タイムス2015年6月29日

百田氏はなおも沖縄メディアへの強い不満を主張し続け、それが現地でトップ扱いで大きく報じられている。これで数日間ずっと自民党勉強会関連が大きく報じられていることになる。百田氏が発言すればするほど、自民党のイメージにネガティブな影響を与える可能性も出てくる。

来年７月の参院選において、沖縄では島尻安伊子氏が自民党に公認要請したことが報じられている。今の状況が続けば、自民党への不満がこれ以上に高まり、選挙情勢に影響する可能性がある。